データ分析のAIと人の役割について

こんにちは。AI解決.COMの古川です。
今回は、データ分析でAIを活用するメリットをテーマについて記事を執筆します。

データ分析でAIを活用することに興味がある!
そんな風に思っている方はこの記事が役立つかもしれません。

こちらの記事ではデータ分析をするうえでAIの得意分野と苦手分野をご紹介しています。
そして、苦手な分野は人がカバーすることが大切だと思います。

データ分析を成功させるためのデータ分析上の「人とAI」の役割についてご紹介します。

データ分析をする時、AIの得意分野と苦手分野について

データ分析は7つのステップで完了します。

  1. 目的定義
  2. 事前仮説(データ収集の方針を決める)
  3. データ収集
  4. データ前処理
  5. データ観察(発見)
  6. データ検証(確認)
  7. 結果の解釈

各ステップの詳細は上記リンクをクリックしてご確認ください。

1のステップは何を実現したいか?というような目的は人の思いから決まります。

2のステップはデータ収集の方針を決めましょう。
具体的には目的を実現するために影響を与える変数は何か?考えて、
それを検証するために何をどんな風に収集するか決めることです。

AIの知識はネット上にある過去のことを学習したものですので、万能でないかもしれませんがAIに相談しながら最終決定は人が決めるという方法で良さそうです。

3〜6と7のステップは、AIが得意です。
AIの強みは速度と正確さです。それは数百万件のデータを数十秒で収集から分析まで実現します。
人間では到底処理しきれない情報量を、AIは疲れずに高速でこなします。

6のステップはAIが苦手な分野です。
こちらも同様ですが、AIの知識はネット上にある過去のことを学習したものです。
たとえば、結果は地域によって人の考え方や生活などで違いますし、感情に起因することもあります。
このような結果の解釈はAIが苦手な分野です。

AIが膨大なデータを処理し、パターンを抽出する一方で、人間はその結果に意味を考える必要があります。
AIと人の得意分野を合わせながら、データ分析することをオススメします。

AIと人のデータ分析の役割の違いについて

さきほど、なぜAIと人間が両軸でデータ分析をすることが良いのかご紹介しましたが、人とAIの役割の違いについてご紹介します。

AIの持つ強み

AIには下記のような3つの強みを持っています。

  1. 分析スピードが圧倒的に早い
  2. 国際数学オリンピックで金メダル級の成績の知識を使える
  3. コスト優位性


データ分析でのAIの処理速度は圧倒的なスピードを持っています。1万文字の処理などもあっという間に終わります。さらに、2025年7月にはOpenAIの数学に特化したAIは国際数学オリンピックの金メダル級の知識を持っていると発表されました。

まだ、こちらのAIは一般公開はされていませんが、きっと近いうちに一般公開もされるでしょう。またコスト優勢性についても、無料で利用もできますし、有料版でも月額2000円程度で利用できます。

これらは事業者にとって最大の強みとなることは間違いなさそうです。

人の持つ強み

いっぽうで人だからこそ持っている強みがあります。
それは感情を読み取る力です。

人の繊細な気持ちを理解することは、現時点でAIには不可能と思われます。

データ分析をしたうえで数値的なことがわかった後は、人の役割として、なぜこのような結果になったのか?と感情面も考慮してデータ結果を解釈することは重要だと思われます。

Chat Gptでデータ分析をしてみましょう!

それでは、最後にChat Gptでカンタンにデータ分析する方法をご紹介します。

Chat GptではCSVファイルをアップロード可能です。
今回は研修や学習用に!自由に使える通販オープンデータ30000件分(CSV)から商用可能なCSVファイルをお借りして、事例をご紹介します。

Chat GptにCSVファイルをアップロードする

chat gptのファイルアップロード画面

こちらのプラスマークからファイルをアップロードしましょう。
プロンプトを入力してデータ分析を依頼
つづいて、プロンプトを入力してデータ分析を依頼しましょう。

プロンプトはできる限り具体的に指示しましょう。

chat gptのCSVファイルアップロード後の画面

たとえば「データ分析して」だと指示が曖昧なので、「このデータを基に、売上増加に関連のある要因を教えてください」のように指示をすると具体的になります。

結果から解釈をする

Chat Gptの分析完了後の画面

AIが出力した結果はデータ上の数値のみの統計ですが、背景にある感情や心理などを解釈してみましょう。
ぜひデータ分析でAIを活用してみてください
GoogleやOpenAIなどのAIは統計学などの高度な専門知識を持ち、さらに、その金額は無料でも利用することが可能です。

もしAIを利用してデータ分析を実施すれば、きっと事業を成長させてくれることでしょう。

こちらの記事を読んだ方にオススメの記事をご紹介

こちらの記事ではデータ分析でAI活用するメリットについてご紹介しましたが、当メディアを運営するAI解決.COMではその他にも事業に役立つAI情報をお届けしています。

気になる記事がありましたら、ぜひチェックしてみてください。

◆オンライン広告配信に役立つAIシステムが知りたい方向け
Omnekyの特徴と料金をご紹介!マルチチャネルへの広告作成からデータ分析までを自動化するAI広告配信システム

◆大手企業のSNS戦略でAIを活用する方法を知りたい方向け
ユニリーバはSNS広告の高速配信を画像生成AIで実現!現代のマーケティングはSNS広告の高速配信で攻略できる

◆音声AIについて知りたい方向け
音声AIは人間のように発音する!音声インターフェースからの企業の活用術をご紹介